家づくりは建物から?土地から?失敗しない家づくり
2025年10月14日
BLOG > 住まいのノウハウ
家づくりを始めるとき、最初に悩むのが「建物から考えるべきか、それとも土地からか?」という問題です。住宅展示場やインスタで理想の間取りやデザインを見つけたとき、「こんな家に住みたい!」とイメージが膨らみがちですが、実はその前に考えておくべき大事なポイントがあります。
結論から言えば、「土地探し」から始めることをおすすめします。もちろん、建物のイメージを持っておくことも大切ですが、それだけで家づくりを進めてしまうと、後で想定外の問題が出てきてしまうことがあるのです。

建物優先の落とし穴
建物のデザインや間取りを最初に固めてしまうと、そのプランが実現できる土地を探さなければなりません。しかし現実的には、希望するエリアで希望通りの広さ・形状の土地が見つかるとは限らず、以下のような問題が起きがちです。
・建物を優先しすぎたせいで、土地の選択肢が少なくなる
・地盤改良や造成費用が高額になってしまう
・法的制限(建ぺい率・容積率・高さ制限など)でプランが実現できない
せっかくこだわって考えたプランでも、土地条件に合わなければ修正を余儀なくされ、時間もコストも無駄になってしまうケースがあります。

土地から考えるメリット
一方で、土地から先に考えると、より現実的かつスムーズな家づくりが可能になります。
・土地の条件に合わせて建物を計画できる
・法規制や日当たり、周辺環境を踏まえたプランが立てやすい
・不要な造成や工事費を抑えられる可能性が高い
また、土地探しの段階で建築会社に相談すれば、その土地に合った最適なプラン提案を受けられます。たとえば、「この土地なら、南側にリビングを配置して家全体が明るくなる間取りが合いそうですね」など、建築と土地の両方を考慮したアドバイスがもらえるのです。
土地探しは「建築の視点」を持つプロと一緒に
土地探しを不動産会社だけに任せてしまうと、価格や立地だけに目がいってしまい、肝心の「建てられるかどうか」という視点が抜け落ちてしまうことがあります。
「安くて広い土地が見つかったけど、実際は建築条件が厳しく希望の家が建てられなかった…」という声も少なくありません。
だからこそ、土地探しの段階から建築のプロに相談することがとても重要です。敷地条件、法規制、周辺環境、そしてその土地に合う家のプランまでをトータルで見て判断してもらえるため、失敗のリスクを大きく減らせます。

まとめ|土地から考えて、無駄を省く賢い家づくりを
家づくりを成功させるためには、「どんな家に住みたいか」だけでなく、「どこに、どんな条件の土地があるか」を早い段階で整理することが大切です。建物の理想を追いかけすぎて土地探しが後回しになると、余計な費用や時間がかかってしまうことにもなりかねません。
まずは「どんな暮らしがしたいか」という理想をもとに、土地選びから一緒に考えてみませんか?
プロと一緒に土地探しを進めることで、建築とのバランスが取れた無駄のない計画が立てられます。優先順位を明確にすることが、理想のマイホームへの一番の近道です。
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